なぜ、大人のための国語セミナーが必要なのか?

 

なぜ大人のために国語セミナーをやるかというと、私たちは言葉を使って思考を整理し、人とコミュニケーションを取るからです。

 

その基礎となる「言葉の取り扱い方」が間違えていたり、あやふやだったりすれば、頭の中は混乱し、伝えたいことも相手に伝わりません。

同じ理屈で、相手が伝えたいことも誤解して受け取ってしまいます。

言葉の正しい取り扱いを知らないということは、その人の中に論理が成立しないということです。

つまり、常に頭の中がモヤモヤした状態になっているということです。

 

そういう人が、言葉の正しい取り扱い方を知らないために、色々と損をしたり、望まないトラブルを招いたりしているのをよく見かけます。

 

そして、面白いのは言葉の使い方が間違っていても、当の本人はそれになかなか気づくことができないということです。

 

 

実際、もう立派な大人でも言葉の取り扱い方がおかしい人は多くいます。

 

いや、おかしくない人の方が少ないかもしれません。

 

大人のための国語セミナーでは、言葉を文字通りの意味で受け取って理解する練習をします。

 

私たちが言葉を使って他人とやりとりするとき、言葉を文字通りの意味で受け取ることもあるし、その背後にある意図を推測して反応することもあります。

状況に合わせてその両方を適切に選ぶ必要があるのですが、そもそも、言葉を文字通りの意味で理解することができない人は裏の意図の推測も間違えます。

 

そのような人は、言葉を文字通りの意味で理解するということができないため、いつでも、自分の世界観に沿った形で人の言葉を勝手に解釈してしまいます。

しかし、その人の世界観の中ではそれは正しい推測に思えるため、自分が間違えた推測をしていることに永遠に気づけません。

 

「言葉を文字通りの意味で理解する」という基本に立ち返り、いつでもそれが自由にできる状態になれば、いつでもフラットなポジションに身を置くことができます。

 

 

自分の世界観に捉われている人にとって、「言葉の文字通りの意味」は客観性を持つための最初の足掛かりになるわけです。

 

大人のための国語セミナーといっても、難しい論説文を読解するわけではありません。

 

言葉の受け取り方、使い方を再確認しながら、自分の世界の捉え方を知るようなものになるでしょう。

 

 

 

どんな人が参加しても得るものがあると思います。

 

面白くて役に立つこと間違いなしのセミナーです。

来てみて損はしないはず。

 

 

興味がある方は是非参加してください。


講師紹介

尾谷 幸治(おたに こうじ)


学生時代より家庭教師、大手学習塾講師として教育に携わる。

その経験を通して、子どもの能力と自発性を引き出すためには親の影響が大きいことを痛感、親に対し子どもの心をつかんで動かす方法を指導するため独立してめんたねを設立。

 

エリクソン研究に始まり、持ち前の鋭い観察眼で「キングメーカー型コミュニケーション」「SMマトリックス」など、人間関係とコミュニケーションに関するオリジナル理論を次々と構築。

現在は、医療関係者を対象にメディカルダイアローグを展開中。

 

患者の無意識に働きかけ、患者が自発的に適切な行動選択をするよう導くトレーニングプログラムで、歯科を中心に、医療関係者から絶大な支持を受けている。

 

著書「患者はなぜあなたの話を聞かないのか? メディカル・ダイアローグ入門」(医歯薬出版)

 

大慧 亜衣子(おおさと あいこ)

 

「おむつが取れるより先に読み書きができた」という生来の強みを生かし、書籍編集、文章執筆、広告文案など、言語表現の世界で20年のキャリアをもつ。書いた文章が書籍となって発行された累計部数は1300万部を超える。


言葉と心の2つの世界と深く関わってきた経験から、国語(言葉)スキルの偏りが対他者/自己/世界に於ける認知の歪みを引き起こすことに気づき「大人のための国語セミナー」を企画。

 

現在は、対人関係上のストレスを解消し、win-winな関係性に導く「ちゃんと受け取る&ちゃんと伝えるワークショップ」を展開中。夫婦関係の改善、キャリアアップ、育児、婚活など、参加者それぞれのニーズに応えるだけでなく、ワンランク上の幸せと成功を実現させる成果を上げている。